【分科会C-1 メンタルヘルス】

本日は分科会C-1「メンタルヘルス」についてご紹介します。以下3つの演題を中心に会を進めていきます。

「メンタルヘルス領域におけるデジタルヘルスの可能性」

 近年、メンタルヘルス領域におけるデジタルヘルスの可能性が拡大し、多様なサービスが提案・試行されている。産業保健、オンライン診療などをキーワードに現行の法令をレビューした上で、新たな技術やサービスの開発に際しての注意事項について提示していただきます。

「ADHDのAI therapy」

 ADHD (注意欠如多動症)を持つ人を対象として、キャラクタとの会話を通じて自己肯定感が上がることを狙う「モチベーション・インタビューイング」「セラピューティックコミュニケーション」「AI Therapy」のプロダクトについてプレゼンをしていただきます。

「認知症外来の音楽療法をアプリで実現~音楽の持つ可能性~」

認知症に対する音楽療法の可能性、アプリケーションの実装など実際に音楽療法を受けている患者さんの様子をご紹介しながら、アプリの機能や音楽医療についてふれて頂きます。

プロフィール紹介

吉村健佑(よしむらけんすけ)

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 1978年横浜市生まれ。精神科医・産業医として8年間の現場経験後、2015年厚生労働省に入省。保険局と医政局を併任し、主に医療情報分野における政策立案・制度設計、および政策研究にわる。その後、千葉大学医学部附属病院の病院経営の改善や、職員のメンタルヘルス対策に取り組組むと同時に、千葉県医療整備課、千葉県医師会などで複数の役職を兼任。2019年より、千葉県の医療政策を推進するために設置された寄附研究部門である、千葉大学医学部附属病院 次世代医療構想センター特任教授を務める。医学博士、公衆衛生学修士。精神保健指定医、労働衛生コンサルタント、医療情報技師。

岸慶紀(きし・よしあき)

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 1990年福島県生まれ。2社の起業を経て、2018年にHoloAshを米国で起業。Y Combinator の Startup School 参加対象に採択。Accenture HealthTech Innovation Challenge 、Health 2.0 Asia-Japan 2018、Monozukuri Hardware Cup 2019 ファイナリストに選ばれ、海外での評価が高い。HoloAsh Inc. CEO

中務佐知子 (なかつかささちこ)

株式会社フェイスで音楽医療事業に従事。これまで予防医療をサポートする携帯サービスやベッドサイド端末の提供など、メディカル事業の立ち上げに携わる。一般社団法人臨床音楽協会の理事を兼務。医療・ヘルスケア分野における新たな情緒的・経験価値の提供をコンセプトに事業を展開。株式会社フェイス グループ戦略推進本部 音楽医療事業 リーダー